オーケストラ・アンサンブル金沢

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2020.04.21 作品募集OEK&京響 合同公演 ~和洋の響~オーケストラ作品(新曲)募集

Guideline and Application Form (PDF, English)

 藩政期から続く伝統文化とクラシック音楽が出逢い、響き合う石川県立音楽堂では、その開館以来オーケストラ・アンサンブル金沢によって多くの「和」と「洋」のコラボレーション作品が上演され、石川・金沢の文化に厚みを加えてきました。(公財)石川県音楽文化振興事業団では、その取組を発展させ、来る2021年2月14日に京都市交響楽団と協力した《和洋の響》公演を開催します。古都京都・金沢に育まれた両オーケストラが、互いを刺激し、高め合い、創造の舞台に新たな息吹を与えてくれることを期待して止みません。

 本公演の開催にあたり、(公財)石川県音楽文化振興事業団では、若手作曲家の方々を対象とし、下記の通り演奏作品を募集いたします。採用された作品は、オーケストラ・アンサンブル金沢の演奏により、広く国内外に発信されます。新たな文化が生まれる瞬間に相応しい、皆様の作品のご応募をお待ちしております。

要項

採用作品点数 1点
応募資格 40歳以下(公演当日の年齢)で、作曲を学んでいる方
応募方法 所定の申込書に必要事項を記入し、提出物とともに事務局へ送付すること
受付期間 2020年9月1日〜9月30日(必着)
条件・内容
  • 能舞と合わせることが可能な、邦楽器を取り入れたオーケストラ作品(形式自由)
  • 未発表の曲であること
  • 誰もが親しむことができ、繰り返しの再演が期待される作品であること
  • 邦楽器は、三味線、尺八、琵琶、胡弓、箏(十三絃)から選択し、取り入れること
演奏時間 7分程度とする
編成 OEKが演奏可能な編成とする(最大:8型, 2222-2200, Timp1, Perc1)
提出物 所定の申込書、スコア(印刷されたもの2部)、デモ音源(CD)
審査委員
  • 審査委員長 池辺晋一郎(作曲家、石川県立音楽堂洋楽監督)
  • 審査委員 広上淳一(公演総合プロデューサー、初演指揮者)
作品発表
  • 日時 2021年2月14日(日)15:00開演 石川県立音楽堂コンサートホール
  • 指揮 広上淳一
  • 能舞 金剛龍謹(金剛流能楽師)
  • 管弦楽 オーケストラ・アンサンブル金沢
採用謝礼 10万円
その他 2021年2月11日(木)のリハーサルと2月14日(日)の本番に立ち会うこと(国内交通費、宿泊費は財団が負担します)
主催
申込先
問合先
  • 公益財団法人石川県音楽文化振興事業団
    「和洋の響」新曲募集係
  • 〒920-0856 石川県金沢市昭和町20-1
  • TEL 076-232-0171
  • EMAIL office@oek.jp
協力 公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団(京都市交響楽団)
要項・申込書 要項(PDF) 申込書(PDF) 申込書(Microsoft Word)

2020.04.11 OEKレジデントコンダクター田中祐子より皆さまへのビデオメッセージメッセージ

新型コロナウィルスの感染拡大にともなう、4月23日に開催を予定しておりました第428回定期公演フィルハーモニーシリーズの中止について、OEKレジデントコンダクター田中祐子からのビデオメッセージをお届けいたします。

公演が再開されたのちには、また田中氏の意欲的なプログラムとともに音楽をお届けしたいと考えております。それまで、皆様どうぞご健康に気をつけてお過ごしください。

OEK指揮者 田中祐子より皆さまへ

2020.03.21 新シーズンプログラム発表。テーマはベートーヴェンとモーツァルト!2020-2021シーズン・プログラム

20/21シーズン・シーズンラインアップ速報版 (PDF)

テーマは《ベートーヴェンとモーツァルト》

 2020年、生誕250年を迎えたベートーヴェン。演奏家たちはこの記念の年にこぞって彼の作品を取り上げるでしょう。室内オーケストラであるOEKはベートーヴェンの作品を重要なレパートリーとして常に演奏していますが、この特別な時にしかできない、OEKの個性を活かしたアプローチとは何でしょうか。OEKは2管編成40名のメンバーからなる「室内オーケストラ」。これはモーツァルトやベートーヴェンが生きた時代の標準的なサイズで、故にOEKはバロックや古典そして現代作品を主なレパートリーとしています。ふりかえれば初代音楽監督の岩城宏之の時代には、東京・名古屋にてモーツァルト、ベートーヴェンの全交響曲を年月をかけて取り上げ、先代の音楽監督井上道義と、彼の就任最初の録音に選んだのはモーツァルトの交響曲39,40,41番だったのでした。

私たちの大切なレパートリーであるベートーヴェンとモーツァルト。私たちはこの2人の偉大な作曲家に改めて真正面から向き合い、室内オーケストラの魅力と新たなレパートリーを発掘するシーズンにしたいと思っています。

芸術監督ミンコフスキのベートーヴェン全交響曲演奏

芸術監督として3シーズン目を迎えるミンコフスキが、彼自身初となるベートーヴェン全交響曲連続演奏会に取り組みます。これまでも優れたオペラやシューマン交響曲全曲演奏など、非常に特別なプロジェクトで多くの注目を集めてきたミンコフスキとOEKは、いよいよ本丸とも言えるこの新たなプロジェクトに挑戦し、さらなる飛躍をめざします(第1回第2回第3回第4回)。

OEK指揮者陣、きらめくゲストたちによるモーツァルト

 OEK指揮者陣であるスダーンと川瀬、そして客演する指揮者たちには、モーツァルトの作品を含めたプログラムを組んでいただきました。スダーンは得意の古典作品を中心に。現代音楽に積極的な川瀬は、酒井健治への新たな委嘱曲を、モーツァルトへのオマージュ作品とともにプログラミング。ゲストとして招く巨匠たち、バシュメットやミンコフスキ推薦のカサドシュへの期待も膨らみます。80歳を迎える名誉アーティスティック・アドヴァイザーのピヒラーは、ジュピター交響曲をメインにロッシーニとアメリカ出身ヴァイオリニストのベイルマンとの共演を含めたプログラムです。

室内オーケストラならではの弾き振りも豊富に。バシュメット、鈴木優人三浦文彰ゴンザレス=モンハスは交響曲の指揮と同時に、協奏曲で弾き振りを披露します。そして日本の誇る若き才能も登場。北村朋幹藤田真央の2人がスダーンの指揮のもと、ベートーヴェンとモーツァルトのピアノ協奏曲を演奏します。

1787年、ベートーヴェンがモーツァルトを訪問したというエピソードがありますが、確たる証拠はありません。しかしモーツァルトからの影響は明らかです。そして2020年、OEKと個性豊かなアーティストが繰り広げる偉大な2人作曲家の邂逅を、新シーズンを通して皆様の楽しみとしていただければ幸いです。

シーズンを通して、お得な価格・決まった座席でOEKの定期公演をお楽しみいただける、定期会員の新規お申し込みは6月1日より開始します。

お問い合わせは【定期会員係】TEL:076-232-8571まで

20/21シーズン・シーズンラインアップ速報版 (PDF)

2020.03.12 芸術監督マルク・ミンコフスキから皆さまへのビデオメッセージメッセージ

芸術監督より皆さまへ

この度の新型コロナウィルス感染症の拡大防止にかかる第427回定期公演と第36回東京公演の中止を受け、出演を予定しておりました芸術監督マルク・ミンコフスキより皆さまへのメッセージが届きましたので、撮って出しでお届けします(字幕:事務局)。

中止はオーケストラとしても誠に残念ではございますが、今回演奏できなかった分まで、芸術監督との次回公演(まだ発表できないのが残念です!)で、皆様に感動をお届けしたいと考えております。

今は辛い時ですが、終息を迎えた時には皆様コンサート会場でお目にかかりましょう!

2020.03.05 公演中止に寄せてヴィトマン氏からのメッセージ(3/7第426回定期)メッセージ

2020年3月7日(土)オーケストラ・アンサンブル金沢第426回定期公演マイスターシリーズに出演が予定されておりましたイェルク・ヴィトマン氏より、今回の新型コロナウィルス感染症の影響による公演中止に伴い、聴衆の皆様へのメッセージが寄せられましたので、この場にてご紹介申し上げます。(PDFファイルはこちら

2020.02.28 主催公演等中止によるチケットの払い戻しについてお知らせ

この度の新型コロナウィルス感染症拡大防止にかかる政府・石川県の方針により、やむなく中止といたしました公演につきまして、チケットの払い戻し方法を下記の通りご案内いたします。

2020.02.15 第19回北陸新人登竜門コンサート〈ピアノ部門〉出演者決定お知らせ

第19回北陸新人登竜門コンサート〈ピアノ部門〉の出演者に3名の若き音楽家が決定!

北陸にゆかりのある新人演奏家の発掘と支援を目的としたオーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)「北陸新人登竜門コンサート」。そのソリストを決めるオーディションの第2次審査が、一般公開のもと2020年2月15日に石川県立音楽堂コンサートホールにおいて行われました。

第1次審査(ビデオ審査)を通過した9名の音楽家が、ステージ上でそれぞれの音楽性や技術を披露したなか、この度のOEKとの共演に相応しいと評価された下記3名が優秀者として選ばれましたので、ご紹介します。コンサートは、2020年5月17日(日)15時より石川県立音楽堂にて。ぜひ会場にて地域から羽ばたく音楽家へのご声援をお願いします。

2020.01.30 全国共同制作オペラ『ラ・トラヴィアータ』(椿姫)出演者変更のお知らせ(2/9白河公演 2/16金沢公演)

2月9日 白河公演(福島県)、2月16日 金沢公演(石川県 ファンタスティック・オーケストラコンサート会員対象公演)にてOEKが出演します、全国共同制作オペラ ヴェルディ/歌劇『ラ・トラヴィアータ』(椿姫)にヴィオレッタ役で出演を予定しておりましたエヴァ・メイは、のど、首の激しい痛みを伴う頸肩腕症候群により1か月間の就労不可能との医師の診断があり、日本への渡航および本公演への出演を断念せざるを得なくなりましたことを、お知らせ申し上げます。

2020.01.29 いち早く「推し」の演奏家を見つけよう!第19回新人登竜門コンサート〈ピアノ部門〉ソリスト・オーディション(公開)

北陸新人登竜門コンサート

オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)では、毎年、北陸三県の新人演奏家の発掘・支援と音楽文化の発展を目的としたコンサート「北陸新人登竜門コンサート」を開催しています。若い音楽家たちのための企画は多いですが、このコンサートの特徴は、オーディション合格者にはオーケストラとの共演が約束され、リサイタルや室内楽とは異なる音楽要素を指揮者やオーケストラから学び、経験を積むことができる点にあり、実際に1996年より石川県を対象に6回、北陸に対象を拡げて18回を数えるこのコンサートをステップとして、多くの演奏家が活躍の場を広げていきました。そして19回目となる今回は、来る2020年5月17日に〈ピアノ部門〉を開催します。

参考:オーディション募集要項

第二次審査は無料公開。「推し」の演奏家を見つけよう!

すでにオーディションの第一次ビデオ審査は終了。二次では第一次審査を通過した9名のピアニストが、それぞれの希望曲と技術、音楽性とキャラクターを持ってライブ審査に挑み、その姿は一般の方々にも公開されます(無料)。公演時間の都合上、選ばれるのは若干名ですが、これまでも第二次審査では多くの熱気ある演奏が行われてきました。ぜひ、この日に集まる新進演奏家たちに会場にて声援をお贈りください。そしていち早く「推し」の演奏家を見つけましょう!

スケジュール

  • 日時:2020年2月15日(土)17:00〜(20:00終了予定)
  • 会場:石川県立音楽堂コンサートホール
  • 審査員:鈴木織衛(OEK専任指揮者)、迫昭嘉(ピアニスト)、松井直(OEKコンサートマスター)
  • 観覧:無料
第2次オーディション参加者と審査順
  1. 東山 洸雅ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 作品37
  2. 中川 歩美ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品19
  3. 小坂 紘未ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11
  4. 大蔵 彩瑛ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
  5. 篠永 紗也子ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11
  6. 柳原 奈侑ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
  7. 石田 詩葉ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 作品58
  8. 瀬上 純令ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲 第2番 へ長調 作品102
  9. 野上 剛サン=サーンス:ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 作品22

2019.12.23 メディア情報第420回定期公演 放送のお知らせ

去る2019年10月12日に開催したOEK第420回定期公演(抜粋)が、下記の通りHAB北陸朝日放送にて放送されます。石川県にお住いの方やご滞在の方はぜひご覧ください。

放送内容

オーケストラ・アンサンブル金沢「新世界より」 一生に一度は聴きたい指揮者とは
  • 制作・放送 HAB 北陸朝日放送
  • 日時 2019年12月26日(木) 15:52〜 (約60分)
  • 曲目 ドヴォルザーク交響曲第9番「新世界より」(全曲)
  • 指揮 マルク・ミンコフスキ OEK芸術監督 
  • 収録 第420回定期公演にて (2019年10月12日(土)・石川県立音楽堂コンサートホール)

※石川県内のみの放送です。