オーケストラ・アンサンブル金沢

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2022.01.27 出演者変更指揮者・出演者変更(3/5 第452回定期公演)のお知らせ

2022年3月5日に開催いたします第452回定期公演(主催:公益財団法人石川県音楽文化振興事業団)に出演を予定しておりました芸術監督マルク・ミンコフスキにつきましては、政府が定める防疫措置(水際対策)により入国の見通しが立たないため、招聘を断念せざるを得なくなりました。それに伴い、本公演は鈴木雅明氏に指揮者としてご出演をいただき開催いたします。

また、合唱につきましては感染対策として舞台上の人数を制限いたします。そのため、出演はプロの合唱団のみに変更し、東京混声合唱団(合唱指揮:浅井隆仁)にご登場をいただきます。

本公演はミンコフスキが芸術監督として最後を飾る公演であり、出演を楽しみにしておられた方も多いと存じます。皆様にはお詫びを申し上げますとともに、なにとぞご理解のほどお願い申し上げます。

鈴木雅明 プロフィール

1990年”バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)”を創設以来、バッハ演奏の第一人者として名声を博す。グループを率いて欧米の主要なホール、音楽祭に度々登場しており、雄弁かつ透明なサウンド、本質に迫る演奏アプローチで、極めて高い評価を積み重ねている。近年はモダン・オーケストラとも活発に共演し、多彩なレパートリーを披露。2001年ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章、平成23年紫綬褒章など受賞。12年バッハの演奏に貢献した世界的音楽家に贈られる「バッハ・メダル」、ロンドン王立音楽院・バッハ賞を受賞。13年度第45回サントリー音楽賞をBCJと共に受賞。15年ドイツ・マインツ大学よりグーテンベルク教育賞を受賞。イェール大学アーティスト・イン・レジデンス、シンガポール大学ヨン・シゥ・トウ音楽院客員教授、神戸松蔭女子学院大学客員教授、東京藝術大学名誉教授、オランダ改革派神学大学名誉博士。

2022.01.12 出演者変更出演者の変更について(オペラ《禅》〜ZEN〜 金沢公演・高崎公演)

2022年1月23日金沢、2月6日高崎にて開催いたします全国共同制作「オペラ《禅》〜ZEN〜」公演(共同制作:公益財団法人金沢芸術創造財団、公益財団法人高崎財団、公益財団法人石川県音楽文化振興事業団)の指揮者につきましては、出演を予定していたヘンリク・シェーファー氏が、現時点で政府が実施する防疫措置(外国人の新規入国制限)により来日不可能なため、本オペラにおいて副指揮者を務める鈴木恵里奈氏が担当いたします。

併せて、金沢公演に出演を予定しておりました中鉢聡氏(鈴木大拙役)につきましては、事情により出演が不可能となり、高崎公演にて同役を務める伊藤達人氏が金沢公演にも出演いたします。

両氏の出演を楽しみにしておられた皆様にはお詫びを申し上げますとともに、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。なおこの変更によるチケットの払戻しは行いません。

鈴木恵里奈 プロフィール

東京藝術大学指揮科、同修士課程修了。オペラアカデミー イン S.アマデウス修了。指揮を佐藤功太郎、ハンス=マルティン・シュナイト、小田野宏之、セルジョ・オリーヴァの各氏に師事。これまでに東京藝術大学音楽学部附属高等学校非常勤講師、エリザベト音楽大学非常勤講師、広島大学客員准教授を務めた。日生劇場をはじめ、びわ湖ホール、新国立劇場などで副指揮者やプロンプターとして経験を積み、2019年に藤原歌劇団《蝶々夫人》で本格的オペラデビュー。その実力が高く評価され、以降、新国立劇場オペラ研修所《イオランタ》、藤原歌劇団《カルメン》《フィガロの結婚》《ラ・ボエーム》《蝶々夫人》、日生劇場《カプレーティとモンテッキ》を指揮。オペラ指揮者として着実に活動の場を広げている。

伊藤達人 プロフィール

福島県出身。東京藝術大学声楽科卒業。同大学大学院修士課程修了。新国立劇場オペラ研修所第14期修了。文化庁在外派遣制度により、ドイツ・ベルリンにて研鑽を積む。2016年《ナクソス島のアリアドネ》ブリゲッラで二期会オペラデビュー。日生劇場《魔笛》武士Ⅰ、《ヘンゼルとグレーテル》魔女、新国立劇場《夜鳴き鶯》漁師、《ニュルンベルクのマイスタージンガー》ダーヴィットで出演。その他、2015年新国立劇場演劇制作ミュージカル『パッション』にてトラッソ中尉役で出演。また、『メサイア』『第九』『カルミナブラーナ』等のソリストも務める。今年は東京二期会《パルジファル》題名役、日生劇場《ランメルモールのルチア》アルトゥーロで出演予定。二期会会員。

2022.01.04 就任・退任広上淳一氏のアーティスティック・リーダー就任について

 OEKを運営する石川県音楽文化振興事業団は、マルク・ミンコフスキ芸術監督が2022年7月末で退任し、新たに広上淳一氏がアーティスティック・リーダーに就任することを下記の通り決定いたしました。 

・就任時期
2022年4月1日よりアドバイザーとして新シーズンのプログラム作成に携わっていただき、9月1日よりアーティスティック・リーダーとして正式に就任していただく予定です。

・OEKとの関わり
広上氏は、2003年の初共演から、定期公演やいしかわ・金沢風と緑の楽都音楽祭などで20回にわたりOEKと共演しており、OEKの活動方針や特徴を良く理解していただいております。

・広上淳一氏よりメッセージ
「同じ北陸の富山県出身の両親を持つ縁と、可愛がって頂いた偉大なるOEKの父・岩城先生との縁が、私に動機を与えてくれました。残りの人生仰々しいポストにつかず、気ままに余生を送る音楽家で行こうと思っていたのですが、岩城先生が私の枕元にいらして叱られました… 齢63、これからが人生の佳境となるよう、OEKと共に歩んでいきたいと思います。」

 ・広上氏との今後の共演予定
和洋の響~能舞とオーケストラ~
(2022年2月8日(火)19時~ 石川県立音楽堂コンサートホール)※詳細
第457回OEK定期公演 フィルハーモニー・シリーズ
(2022年7月15日(金)19時~ 石川県立音楽堂コンサートホール)※詳細

・広上淳一氏プロフィール
株式会社AMATIのホームページへ 

2021.12.13 出演者・曲目変更出演者・曲目の変更について(1/29 第450回定期、1/30 三原公演)

2022年1月29日の第450回定期公演マイスターシリーズ並びに1月30日のオーケストラ・キャラバン三原公演に出演を予定しておりましたエンリコ・オノフリ氏につきましては、現時点で政府が実施する防疫措置(外国人の新規入国制限)により来日の見通しがたたないため、招聘を断念せざるを得なくなりました。それに伴い、本公演は鈴木秀美氏にご出演をいただき、曲目を下記の通り変更して開催いたします。

本公演を楽しみにしておられた皆様にはお詫びを申し上げますとともに、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。なお、本公演チケットの一般発売は2021年12月15日(水)10時より行います。

プログラム(変更後)

  • J. S. バッハ 管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV 1068
  • ハイドン 交響曲 第44番 ホ短調 Hob. I-44 「悲しみ」
  • C. P. E. バッハ シンフォニア ロ短調 Wq. 182-5
  • ハイドン 交響曲 第94番 ト長調 Hob. I-94 「驚愕」

鈴木秀美 プロフィール

16年間オランダ・ベルギーに住み2000年に帰国。18世紀オーケストラ、ラ・プティット・バンド、バッハ・コレギウム・ジャパンのメンバー及び首席チェロ奏者を務めた。指揮、執筆、録音ディレクター、後進の指導と活動は多岐にわたり、サントリー音楽賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞ほか多数を受賞。2001年《オーケストラ・リベラ・クラシカ》を創立し、《アルテ・デラルコ》からその録音や室内楽等をリリース。国内外のオーケストラに指揮者及び独奏者として客演。山形交響楽団首席客演指揮者。神戸市室内管弦楽団音楽監督。著書に「『古楽器』よ、さらば!」「ガット・カフェ」「無伴奏チェロ組曲」、「通奏低音弾きの言葉では」、録音多数。東京音楽大学チェロ科客員教授、東京藝術大学古楽科講師。

2021.12.08 On Air北陸朝日放送 4つの特別番組のお知らせ(年末年始)

年末年始にかけて、HAB北陸朝日放送にてOEKと歴代監督を特集した4つの特別番組が下記の通り放送されます。年末年始はOEK尽くし。どうぞお楽しみに!

HAB北陸朝日放送ウェブサイト

2021年12月29日(水)15:42~

「楽聖」の観た世界へ 〜「巨匠」マルク・ミンコフスキのベートーヴェン第7番〜
  • 指揮 マルク・ミンコフスキ(OEK芸術監督)
  • 曲目 ベートーヴェン:交響曲第7番
  • 収録 2021年10月21日・石川県立音楽堂コンサートホール(第447回定期公演)

2022年1月1日(土)深夜0:25~

「指揮者岩城宏之 最後のタクト」

OEKの設立、ベートーヴェンの交響曲全曲演奏、闘病……。OEK初代音楽監督岩城宏之の18年に迫ったドキュメンタリー。文化庁芸術祭賞優秀賞、第13回PROGRESS賞最優秀賞受賞作品。※2006年12月31日放送の再放送

2022年1月2日(日)深夜0:40~

「ひと物語SP 欲張りな指揮者」

2007年のOEK音楽監督就任から瞬く間に金沢の顔となった井上道義。2014年のがん発症から復帰までに密着。「ステージの上で死にたい」そんな井上が奏でる音楽とは。※2014年12月28日放送の再放送

2022年1月3日(月)深夜0:15~

「新世界より 〜一生に一度は聴きたい指揮者〜」

フランスを拠点に活躍するマルク・ミンコフスキ。「ほぼ来日しない」巨匠が定期公演で選んだ曲はドヴォルザーク交響曲第9番「新世界より」だった。全楽章をハイクオリティな技術で収録・放送。※2019年12月26日放送の再放送

2021.12.08 お知らせオーケストラ作品(新作)募集にかかる審査結果について

この度、《和洋の響 II》公演にて演奏するオーケストラ作品(新曲)を募集いたしましたところ全国より5点の応募があり、審査の結果、以下の作品が優秀作品として採用されました。

優秀(採用)作品:1点

作曲者 北方喜旺丈(きたかたひろたけ・40歳)
タイトル 随喜乃涙 THE EchO of Joy

審査について

  • 応募数:5作品
  • 審査日・場所:2021年10月11日 石川県立音楽堂内
  • 審査委員長:池辺晋一郎(作曲家、石川県立音楽堂洋楽監督)
  • 審査委員:広上淳一(初演指揮者)
  • 本公募についての応募要項はこちら

新作発表公演:「和洋の響 II」公演について

  • 公演名:和洋の響 II
  • 日時:2022年2月8日(火)19:00開演
  • 会場:石川県立音楽堂コンサートホール
  • 指揮:広上淳一
  • 能舞:渡邊荀乃助(宝生流能楽師)
  • 管弦楽:オーケストラ・アンサンブル金沢
  • 予定プログラム
    • 北方喜旺丈:随喜乃涙(新曲)
    • 鈴木行一:篳篥とオーケストラのための「森と星々の河」
    • グリーグ:ペール・ギュント組曲 作品46, 55(抜粋、語り:石丸幹二)
  • 詳細https://www.oek.jp/event/4400-2

2021.12.06 お知らせ第20回北陸新人登竜門コンサート〈管弦打楽器部門〉出演者決定

第20回北陸新人登竜門コンサート〈弦管打楽器部門〉の出演者に2名の若き音楽家が決定

北陸にゆかりのある新人演奏家の発掘と支援を目的としたオーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)「北陸新人登竜門コンサート」のソリストを決めるオーディションの第2次審査が、2021年12月6日に石川県立音楽堂コンサートホールにおいて行われました。

第1次審査(ビデオ審査)を通過した10名の音楽家が演奏を披露し、この度の登竜門コンサートの舞台に立つに相応しいと評価された下記2名が優秀者として選ばれました。コンサートは2022年5月15日(日)15時より石川県立音楽堂にて。地域から羽ばたく音楽家へのご声援をお願いします。

優秀者(審査順)

安嶋 美裕(石川県出身・愛知県芸術大学 3年次在学中)
藤田 菜月(富山県出身・東京音楽大学 3年次在学中)

第2次オーディション審査員
  • ユベール・スダーン(OEK首席客演指揮者)
  • 水野信行(ホルン奏者)
  • 松井直(OEKコンサートマスター)
第20回北陸新人登竜門コンサート〈弦管打楽器部門〉について
  • 開催日時 2022年5月15日 15:00〜
  • 会場 石川県立音楽堂コンサートホール
  • 指揮 ユベール・スダーン
  • 管弦楽 オーケストラ・アンサンブル金沢

2021.12.15 アンコール公演アンコール曲(2021年11/12月)

  • 第442回定期公演
  • 2021年12月15日(水)19:00 石川県立音楽堂コンサートホール
  • 横山幸雄:アヴェ・マリア(バッハ=グノーによる即興)(演奏:横山幸雄)
    グノー:交響曲 第1番 ニ長調 より 第1楽章 アレグロ・モルト
  • クリスマス・メサイア公演
  • 2021年12月12日(日)15:00 石川県立音楽堂コンサートホール
  • グルーバー:きよしこの夜
  • PFUクリスマス・チャリティコンサート
  • 2021年12月11日(土)15:00 石川県立音楽堂コンサートホール
  • 讃美歌:アメイジング・グレイス (演奏:溝口肇、OEK)
  • 第448回定期公演
  • 2021年11月24日(水)19:00 石川県立音楽堂コンサートホール
  • ベートーヴェン:ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス 第2番 へ長調 作品50 (演奏:前橋汀子、OEK)

過去のアンコール曲

2021.11.23 曲順変更のお知らせ 第448回定期公演(11/24)、魚津公演(11/25)

11月24、25日に開催いたします第448回定期公演、魚津公演は、
下記の通り演奏順を変更して開催いたします。

ベートーヴェン:「エグモント」序曲 op.84
ハイドン   :交響曲 第101番 ニ長調 Hob.Ⅰ-101「時計」

-休憩-
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 二長調 op.61

何卒、ご了承賜りますようお願い申し上げます。

第448回定期公演フィルハーモニー・シリーズ

魚津公演

2021.11.01 On AirNHK Eテレ「クラシック音楽館」11月7日・14日放送のお知らせ

2021年10月9日に開催されました「NHK音楽祭~未来へ」金沢公演が下記の通り放送されます。どうぞお楽しみに!

2021年11月7日(日)21:00~ NHK Eテレ「クラシック音楽館」

指揮:井上道義
ピアノ:奥井紫麻
モーツァルト:交響曲第29番
モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番

2021年11月14日(日)21:00~ NHK Eテレ「クラシック音楽館」

指揮:井上道義
フルート:松木さや
モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》序曲
モーツァルト:フルートと管弦楽のためのアンダンテ ほか

NHK「クラシック音楽館」ウェブサイト