オーケストラ・アンサンブル金沢

1984年東京生まれ。東京音楽大学音楽学部音楽学科作曲指揮専攻（指揮）を卒業。これまでに指揮を広上淳一、汐澤安彦、チョン･ミョンフンなどの各氏に師事。2006年10月に行われた東京国際音楽コンクール＜指揮＞において1位なしの2位（最高位）に入賞。その後、東京交響楽団、読売日本交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団を始め、各地のオーケストラから次々に招きを受け、2011年4月には名古屋フィル指揮者に、2014年4月より神奈川フィル常任指揮者に就任。卓越したプログラミングを躍動感あふれる演奏で聴衆に届けている。海外においてもイル・ド・フランス国立オーケストラや、ユナイテッド・インストゥルメンツ・オヴ・ルシリンと共演。オペラにおいても目覚ましい活躍を遂げている。現在、名古屋フィルハーモニー交響楽団音楽監督、札幌交響楽団正指揮者、オーケストラ・アンサンブル金沢パーマネント・コンダクター、三重県いなべ市親善大使。2015年渡邉暁雄音楽基金音楽賞、第64回神奈川文化賞未来賞、2016年第14回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第26回出光音楽賞、第65回横浜文化賞文化・芸術奨励賞を受賞。東京音楽大学作曲指揮専攻（指揮）特任講師。

国立音楽大学大学院修了(声楽専攻最優秀賞受賞)。新国立劇場オペラ研修所修了。文化庁派遣によりミラノ、ルガーノで研鑽を積む。2021年宮本亞門演出『魔笛』パパゲーナで二期会デビュー。22年同演出二期会『フィガロの結婚』スザンナ、日生劇場『セビリャの理髪師』ベルタを演じ、23年二期会『椿姫』表題役で隅々までコントロールされた美声と高い感受性に裏打ちされた演技力で絶賛された。また同年マカオ管弦楽団に招かれ当地で「第九」ソリストを務めた。24年NHK「リサイタル・パッシオ」に出演。同年9月二期会『コジ・ファン・トゥッテ』にフィオルディリージで出演予定。第24回リッカルド・ザンドナイ国際コンクール特別賞、第91回日本音楽コンクール、第16回東京音楽コンクール声楽部門共に第2位入賞等多数受賞。二期会会員

1993年ロシアのシベリア生まれ。アンドレア・リーバークネヒト氏に師事。2019年チャイコフスキー・コンクールの木管楽器部門第1位。フルート奏者として史上初の獲得となった。またミュンヘン国際音楽コンクールをはじめ多くのコンクールで入賞している。20歳でチューリヒ・トーンハレ管弦楽団に首席ソロ・フルート奏者として入団。2022/2023年シーズンより南西ドイツ放送交響楽団の首席フルート奏者を務めている。また、ソリストや室内楽奏者としても国際的なキャリアを重ねており、チューリヒ・トーンハレ管弦楽団、マリインスキー管弦楽団、デュッセルドルフ交響楽団、ニュルンベルク・フィルハーモニー管弦楽団など数多くのオーケストラと共演。ピョンチャン音楽祭、モリヴォス音楽祭、フルート・ヴィルトゥオージ音楽祭、ダヴォス音楽祭、PAAX GNP音楽祭など数多くの音楽祭に出演している。ヤマハ専属アーティスト。

東京藝術大学を経て、パリ国立高等音楽院修士課程を首席で修了。2002年日本ハープ・コンクールのアドヴァンス部門優勝、2008年パリ国際ハープ・コンクール最高位をはじめ、コンクール入賞多数。帰国後は自身のリサイタルのほか、パルテノン多摩ミュージックサロンシリーズや、オペラシティB→Cシリーズ、NHK-FM名曲リサイタル、NHK-FMリサイタル・パッシオなどに出演。現代曲や新曲の演奏にも熱心に取り組み、アンサンブル・ノマドや東京シンフォニエッタ、コンテンポラリーαなどの団体にも客演するほか、オーボエのハインツ・ホリガー、フルートのミシェル・モラゲスやフィリップ・ベルノルドの各氏との共演など、室内楽奏者としての信頼も厚い。オーケストラとは広島交響楽団、群馬交響楽団、札幌交響楽団などと共演。東京藝術大学ならびに同大学附属音楽高等学校非常勤講師。