Concert Schedule
in Nagoya
Soudant, Mozart and Beethoven
Open 18 : 15 /
Start 19 : 00
Shirakawa Hall
極致を聴く曲たち
極致、という言葉がある。
芸術の世界では活動や作品の、質や量が頂上に達した境地、というほどの意味になる。そうして本公演には、その「極致」が惜しげもなく3つ並ぶ。しかもモーツァルトとベートーヴェンの傑作。これで、まだ文句あるなら、私が受けて立つ。
コンサートはモーツァルトの異色の序曲《後宮からの逃走》で始まる。何が異色? ここにあるのはモーツァルトの他の歌劇序曲とは一線を画した、極彩色の異国情緒が乱舞する音の饗宴だ。モーツァルトが再三、スパイスとして活用した「トルコ風」リズムの極致が結晶している。さらにこの作品は彼が結婚直前に作曲していたから恋愛の極致として、婚約者の名前が役名で登場するのだから、独身の極致の時期だ。さらば青春……
ヴァイオリン協奏曲の第5も「トルコ風」の異名を持つ。第3楽章でトルコ風のリズムが炸裂する。モーツァルトのヴァイオリン協奏曲の最終作という極致も乱舞、だから前半は「トルコ・リズム」の極致だ。前半2曲は「トルコ・リズム!極致の祭典」なのだ。
そしてベートーヴェンの登場。交響曲第7番。この曲への当時からの賛嘆の言葉、賞賛の言葉をいくつか挙げてみよう。「リズムの神化」「リズムの奇跡」「リズムの真理」「リズムの神髄」…… それまでにもリズム動機に集中してきたベートーヴェンが、ここでその頂点に登りつめる。その頂点、「極致」がこの第7番なのだ。どの曲にもスダーンの、心の深淵を奏でる名人芸が感動を呼ぶだろう。
これをして「指揮芸術の極致」という。(響敏也:作家・音楽評論家)
Cast
- Hubert Soudant
ConductorHubert SoudantConductor - Ayana Tsuji
ViolinAyana TsujiViolin
Program
| Wolfgang Amadeus Mozart | Die Entführung aus dem Serail, Overture |
| Wolfgang Amadeus Mozart | Violin Concerto No. 5 in A major, K. 219 "The Turkish" |
| Ludwig van Beethoven | Symphony No. 7 in A major, Op. 92 |
Venue
Shirakawa Hall
Tickets
| Fare |
S¥6,000- A¥5,000- Entry of preschool children is not possible. |
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| Ticket Center | Classic Nagoya I Ticket TEL 0570-00-5310 |
This Concert is
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