オーケストラ・アンサンブル金沢

Concert

公演スケジュール

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第448回定期公演フィルハーモニー・シリーズ

ベートーヴェンとハイドン。レジェンドたちが紡ぐ崇高なる調べ。

第448回定期公演フィルハーモニー・シリーズ

11月は日本の音楽界を長年にわたって牽引してきたふたりのベテランが舞台に立つ。指揮に予定されていたギュンター・ピヒラーが入国制限により来日できなくなったため、代わって秋山和慶が登場する。OEKとは9月の岩城宏之メモリアル·コンサートでの共演が記憶に新しい。現在のコロナ禍において、日本中のオーケストラから頼りにされる名指揮者だ。ソリストにはヴァイオリンの前橋汀子が招かれる。ふたりのレジェンドがそろった。

プログラムは当初の予定通り、ベートーヴェンとハイドンからなるウィーン古典派プログラム。ベートーヴェンの「エグモント」序曲とヴァイオリン協奏曲、ハイドンの交響曲第101番「時計」が演奏される。ベートーヴェンが残した唯一のヴァイオリン協奏曲はこの分野における金字塔。前橋汀子が円熟のソロを披露する。

ハイドンの交響曲第101番「時計」は傑作ぞろいの後期交響曲のなかでもとりわけ明るくユーモラスな作品だ。「時計」の愛称は、第2楽章の「チクタク、チクタク」というリズミカルな伴奏に由来する。この「チクタク」のテンポは意外と指揮者によって違う。のんびり「チクタク」もあれば、せかせか「チクタク」もある。さてマエストロ秋山の「時計」はいかに。(飯尾洋一:音楽ジャーナリスト)

本公演に出演を予定しておりましたギュンター・ピヒラーにつきましては、氏のスケジュール上、現時点で政府の求める防疫措置条件(待機期間)を満たすことができず来日が不可能となりました。これを受け、秋山和慶氏に指揮者としてご出演をいただきます。

ピヒラー氏の出演を楽しみにしておられた皆様にはお詫びを申し上げますとともに、なにとぞご理解のほどお願い申し上げます。(2021.9.30)

開催日程

2021年11月24日(水) 開場 18 : 00 開演 19 : 00

出演者

  • 秋山和慶
    指揮
    秋山和慶指揮
    故斎藤秀雄のもとで指揮法を修め、1963年に桐朋学園大学音楽学部を卒業。1964年2月に東京交響楽団を指揮してデビューののち同団の音楽監督・常任指揮者を40年間にわたり務める。その間、トロント響副指揮者、アメリカ響音楽監督、バンクーバー響音楽監督(現在桂冠指揮者)、シラキュース響音楽監督、大阪フィル首席、札幌響首席、広島響首席、九州響首席などを歴任。サンフランシスコ響、クリーヴランド管、ロサンゼルス・フィル、フィラデルフィア管、ニューヨーク・フィル、ボストン響、シカゴ響、ロイヤル・フィル、NDR北ドイツ放送響、ケルン放送響、ベルリン放送響、スイス・ロマンド管、チューリッヒ・トーンハレ管などに客演している。これまでに第6回サントリー音楽賞(1975年)、芸術選奨文部大臣賞(1995年)、大阪府民劇場賞(1989年)、大阪芸術賞(1991年)、第36回川崎市文化賞(2007年)、広島市民賞(2008年)をはじめ、東京響とともに毎日芸術賞(1994年)、第8回京都音楽賞大賞(1993年)、モービル音楽賞(1996年)、第29回サントリー音楽賞(1997年)を受賞。2001年11月に紫綬褒章、2011年6月には旭日小綬章を受章。2014年度文化功労者に選出。同年中国文化賞(広島)、徳島県表彰特別功労賞を受賞、2015年渡邉暁雄音楽基金特別賞を受賞。現在、中部フィルハーモニー交響楽団芸術監督・首席指揮者、日本センチュリー交響楽団ミュージックアドバイザー、東京交響楽団桂冠指揮者、広島交響楽団終身名誉指揮者、九州交響楽団桂冠指揮者など多くの任を務めるほか、洗足学園音楽大学芸術監督・特別教授、京都市立芸術大学客員教授を務めている。
  • 前橋汀子
    ヴァイオリン
    前橋汀子ヴァイオリン
    2017年に演奏活動55周年を迎えた前橋汀子は、日本を代表する国際的ヴァイオリニストとして、その優雅さと円熟味に溢れる演奏で、多くの聴衆を魅了し続けている。5歳からヴァイオリンを学び、小野アンナ、斎藤秀雄、ジャンヌ・イスナールに師事。17歳で旧ソ連国立レニングラード音楽院(現サンクトペテルブルク音楽院)創立100年記念の一環として日本人初の留学生に選ばれ、ミハイル・ヴァイマンのもとで3年間学ぶ。その後ニューヨーク・ジュリアード音楽院でロバート・マン、ドロシー・ディレイ等の指導を受け、さらにスイスでヨーゼフ・シゲティ、ナタン・ミルシテインの薫陶を受けた。レオポルド・ストコフスキーの指揮により、ニューヨーク・カーネギーホールで演奏会デビュー。国内外で活発な演奏活動を展開し、世界各国の代表的なオーケストラとの協演も数多く、ベルリン・フィル、英ロイヤル・フィル、フランス国立管、クリーヴランド管、イスラエル・フィル等枚挙に暇がない。指揮者もメータ、ロストロポーヴィチ、ケンペ、サヴァリッシュ、マズア、小澤征爾ほか多彩なマエストロたちと協演。また室内楽の分野にも意欲的に取り組み、ピアノのイェルク・デームス、クリストフ・エッシェンバッハ、アナトール・ウゴルスキ等の名手たちと共演している。近年は小品を中心とした親しみやすいプログラムによるリサイタルも全国各地で行っている。2004年日本芸術院賞、2007年第37回エクソンモービル(現・JXTG音楽賞)音楽賞洋楽部門本賞受賞。2011年春の紫綬褒章、2017年春の旭日小綬章を受章。使用楽器は1736年製作のデル・ジェス・グァルネリウス。

演奏曲目

ベートーヴェン「エグモント」序曲 作品84
ハイドン交響曲 第101番 ニ長調 Hob. Ⅰ-101「時計」
ベートーヴェンヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
演奏曲順が変更となりました(11/23)

会場

石川県立音楽堂 コンサートホール

チケット

料金 座席指定(税込)
SS6,000円
S5,000円
A4,000円
B3,000円
スターライト1,000円
車椅子席5,000円
・一般発売日: 2021年10月24日10:00
・未就学児入場不可
・25歳以下公演前日より半額で購入可(要証明書類)
・公演予定時間: 約120分(休憩あり)
プレイガイド 石川県立音楽堂チケットボックス TEL.076-232-8632

主催・問合せ等

主催
  • 公益財団法人石川県音楽文化振興事業団
助成
問合せ
  • 石川県立音楽堂チケットボックス TEL 076-232-8632

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