オーケストラ・アンサンブル金沢

Concert

公演スケジュール

第511回定期公演フィルハーモニー・シリーズ
精緻なアンサンブルはまるで音の工芸

開場 18 : 15 / 開演 19 : 00
石川県立音楽堂 コンサートホール

第511回定期公演フィルハーモニー・シリーズ 精緻なアンサンブルはまるで音の工芸

出演者

  • 広上 淳一
    指揮/OEKアーティスティック・リーダー
    広上 淳一指揮/OEKアーティスティック・リーダー
    東京生まれ。尾高惇忠にピアノと作曲を師事、音楽、音楽をすることを学ぶ。東京音楽大学指揮科卒業。1984年、26歳で「第1回キリル・コンドラシン国際青年指揮者コンクール」に優勝。以来、フランス国立管、ベルリン放送響、コンセルトヘボウ管、モントリオール響、イスラエル・フィル、ロンドン響、ウィーン響など、メジャー・オーケストラへの客演を展開。これまでノールショピング響、リンブルク響、ロイヤル・リヴァプール・フィルのポストを歴任、このうちノールショピング響とは94年に来日公演を実現、さらに米国ではコロンバス響音楽監督を務めヨーヨー・マ、五嶋みどりをはじめ素晴らしいソリストたちとともに数々の名演を残した。
     近年では、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ響、スイス・イタリア管、モンテカルロ・フィル、バルセロナ響、ビルバオ響、ポーランド国立放送響、スロヴェニア・フィル、サンクトペテルブルク・フィル、チャイコフスキー・シンフォニー・オーケストラ、ラトビア国立響、ボルティモア響、シンシナティ響、ヴァンクーヴァー響、サンパウロ響、ニュージーランド響等へ客演。国内では全国各地のオーケストラはもとより、サイトウ・キネン・オーケストラ、水戸室内管弦楽団にもたびたび招かれ絶賛を博している。オペラ指揮の分野でもシドニー歌劇場デビューにおけるヴェルディ《仮面舞踏会》、《リゴレット》が高く評価されたのを皮切りに、グルック、モーツァルトからプッチーニ、さらにオスバルト・ゴリホフ《アイナダマール》の日本初演まで幅広いレパートリーで数々のプロダクションを成功に導いている。
     2008年4月より京都市交響楽団常任指揮者を経て2014年4月より常任指揮者兼ミュージック・アドヴァイザー、常任指揮者として13シーズン目の2020年4月より2022年3月まで京都市交響楽団第13代常任指揮者兼芸術顧問を務めた。2015年には同団とともにサントリー音楽賞を受賞。現在はオーケストラ・アンサンブル金沢アーティスティック・リーダー、日本フィルハーモニー交響楽団フレンド・オブ・JPO(芸術顧
    問)、札幌交響楽団友情指揮者、 京都市交響楽団 広上淳一。2025年よりマレーシア・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督に就任。また、東京音楽大学指揮科教授として教育活動にも情熱を注いでいる。
     2024年第75回芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
  • 辻 彩奈
    ヴァイオリン
    辻 彩奈ヴァイオリン
    1997年岐阜県生まれ。18歳にて2016年モントリオール国際音楽コンクール第1位、併せて5つの特別賞(バッハ賞、パガニーニ賞、カナダ人作品賞、ソナタ賞、セミファイナルベストリサイタル賞)を受賞。3歳よりスズキメソードにてヴァイオリンを始め、10歳時にスズキテンチルドレンに選ばれ、東京、名古屋、松本にて独奏を実施。2009年には全日本学生音楽コンクール小学校の部にて全国第1位、東儀賞、兎束賞を受賞。その他国内外のコンクールで優勝や入賞の実績を持つ。
    11歳にて名古屋フィルハーモニー交響楽団と共演後、多くの国内外のオーケストラと共演。これまでにモントリオール交響楽団、スイス・ロマンド管弦楽団、トゥールーズ・キャピトル管弦楽団、コンチェルト・ブタペスト、チェコフィルハーモニー室内合奏団、ベトナム国立交響楽団、札幌交響楽団、山形交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、群馬交響楽団、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京都交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、横浜シンフォニエッタ、中部フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢、京都市交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、日本センチュリー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、大阪交響楽団、広島交響楽団、九州交響楽団と共演している。
    また室内楽においては、12歳にて初リサイタルを行って以降、宗次ホール、サラマンカホール、紀尾井ホール、ザ・シンフォニーホールにてリサイタルを実施。これまでにチェロの堤剛、横坂源、佐藤晴真、ピアノの江口玲、伊藤恵、佐藤卓史、萩原麻未、田村響、阪田知樹、藤田真央、マルタ・アルゲリッチ、エマニュエル・シュトロッセの各氏らとの共演を行っている。2017年「岐阜県芸術文化奨励」、2018年「第28回出光音楽賞」、2023年「ホテルオークラ音楽賞」を受賞。
    ヴァイオリンを小林健次、矢口十詩子、中澤きみ子、小栗まち絵、原田幸一郎、レジス・パスキエの各氏に師事。2019年4月、ジョナサン・ノット指揮/スイス・ロマンド管弦楽団とジュネーヴおよび日本にてツアーを実施し、その艶やかな音色と表現によって各方面から高い評価を得た。2020年、自らが権代敦彦に委嘱した「Post Festum」を世界初演。コロナ禍にあって国内公演の代役で幅広く活躍したことは、レパートリーを広く拡充すると共に、経験を深く積むことにつながった。2024年2月、愛知室内オーケストラにて「権代敦彦:時と永遠を結ぶ絃 ~ヴァイオリンとオーケストラのための(第72回尾高賞受賞)」を世界初演している。
    2024年6月には、辻彩奈&阪田知樹のデュオにより「ブラームス ヴァイオリン・ソナタ全集」をソニーミュージックよりリリース。表情豊かで鮮度の高いデュオを聴かせ、深化著しい二人が触発し合って生み出す音楽は、各方面よりとても熱狂的な称賛を受ける。使用楽器は、宗次コレクションより貸与の JoannesBaptista Guadagnini 1748。

演奏曲目

武満徹ハウ・スロー・ザ・ウィンド(1991)
プロコフィエフヴァイオリン協奏曲 第2番 ト短調 op.63
坂本龍一Aqua (オーケストラ版)
ベートーヴェン交響曲 第8番 ヘ長調 op.93

会場

石川県立音楽堂 コンサートホール

チケット

料金
SS7,000円
S6,000円
A4,500円
ビスタ2,500円
スターライト1,500円
車椅子席6,000円
・一般発売日:2026年12月11日 10:00~
・未就学児入場不可
・25歳以下は半額で購入可(当日要証明書類)
・公演予定時間: 約120分
・託児ルームの申込は3/1午後5時まで(有料 TEL 076-232-8111)

主催・問合せ等

主催
  • 公益財団法人石川県音楽文化振興事業団
問合せ
  • 石川県立音楽堂チケットボックス TEL 076-232-8632