オーケストラ・アンサンブル金沢

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2022.04.28 楽団員募集楽団員(チェロ首席、ヴィオラ副首席、ティンパニ、オーボエ)募集

オーケストラ・アンサンブル金沢では以下の楽団員を募集します。オーディション受験希望者は募集要項を確認の上、Eメールにてお申し込みください。

チェロ首席奏者: 1名

  • 応募締切: 2022年7月19日 (必着)
  • 予備審査: 2022年8月上旬 (ビデオ審査)
  • 第1次審査: 2022年9月11日 (ライブ審査)
  • 第2次審査: 2020年9月11日 (ライブ審査)

募集要項 (PDF)

応募用紙 (Microsoft Wordファイル)

応募用紙 (PDFファイル)

ヴィオラ副首席奏者: 1名

  • 応募締切: 2022年7月19日 (必着)
  • 予備審査: 2022年8月上旬 (ビデオ審査)
  • 第1次審査: 2022年9月12日 (ライブ審査)
  • 第2次審査: 2020年9月12日 (ライブ審査)

募集要項 (PDF)

応募用紙 (Microsoft Wordファイル)

応募用紙 (PDFファイル)

ティンパニ(打楽器兼務)奏者: 1名

  • 応募締切: 2022年7月19日 (必着)
  • 予備審査: 2022年8月上旬 (ビデオ審査)
  • 第1次審査: 2022年9月14日 (ライブ審査)
  • 第2次審査: 2020年9月14日 (ライブ審査)

募集要項 (PDF)

応募用紙 (Microsoft Wordファイル)

応募用紙 (PDFファイル)

オーボエ(イングリッシュホルン)奏者: 1名

  • 応募締切: 2022年7月19日 (必着)
  • 予備審査: 2022年8月上旬 (ビデオ審査)
  • 第1次審査: 2022年9月19日 (ライブ審査)
  • 第2次審査: 2020年9月20日 (ライブ審査)

募集要項 (PDF)

応募用紙 (Microsoft Wordファイル)

応募用紙 (PDFファイル)

2022.04.18 就任・退任2022年9月以降のOEK新指揮者陣について

4月18日、オーケストラ・アンサンブル金沢は、石川県立音楽堂にて9月からの新シーズン・ラインナップならびに、広上淳一氏をアーティスティック・リーダーに迎える新指揮者陣を発表しました(広上氏はリモートで参加)。多彩なプログラムとともに広上OEK時代の幕開けとなる新シーズンにどうぞご期待ください(新シーズン・プログラムについてはこちら)。

新指揮者陣(2022年9月より)

  • アーティスティック・リーダー 広上淳一
  • パーマネント・コンダクター 川瀬賢太郎
  • コンダクター 松井慶太
  • 永久名誉監督 岩城宏之
  • 桂冠指揮者 井上道義
  • 桂冠指揮者 マルク・ミンコフスキ
  • 名誉アーティスティック・アドヴァイザー ギュンター・ピヒラー
  • 名誉アーティスティック・アドヴァイザー ユベール・スダーン

アーティスティック・リーダー広上淳一のもと、川瀬賢太郎はこれまでの肩書きから「ゲスト」が取れ、パーマネント・コンダクターに、松井慶太が新たにコンダクターに就任。現芸術監督のマルク・ミンコフスキは桂冠指揮者に、現首席客演指揮者のユベール・スダーンは名誉アーティスティック・アドヴァイザーとして、それぞれOEKの指揮者陣に名を連ねます。また、現専任指揮者の鈴木織衛氏は任を離れますが、OEKが信頼する指揮者として引き続きOEKのコンサートにご出演を頂く予定です。

均一化するグローバル社会の中で、街の人々の拠り所となる楽団に(広上淳一発言要旨)

岩城先生の時代、当時の室内オーケストラの流行やグローバル化の流れの中で国際色豊かなOEKが生まれました。果たしてグローバル化が進み、コンピュータが発展し、金融システムが高度化した現代、人間は幸せを感じているでしょうか。むしろ逆行しているとさえ私は思います。私たちがそれを救えるとすれば、ヨーロッパのどのような小さな街にもオーケストラやオペラハウスがあるように、街とのつながりを大切にするオーケストラへとOEKを再構築することが必要だと考えます。室内オーケストラのままで良いのかどうか。グローバル化は良しとしても、その在り方はどうか。様々な国籍のメンバーが、そこに住む人々と密接に結びつき、一緒に街の文化を育んでいく、そのようなオーケストラになって欲しい。行政や人々にOEKを街の代表としての拠り所として考えてもらえるように、そして石川から北陸全体に音楽文化を届ける楽団に成長してもらうために何かができたら、僕の人生はこれで終わりかな、と。最後の仕事としてこの役目を引き受けました。

2022.04.18 シーズン・プログラム2022/23シーズン・プログラムについて(6/7更新)

4月18日、オーケストラ・アンサンブル金沢は、石川県立音楽堂にて9月からの新シーズン・ラインナップならびに、広上淳一氏をアーティスティック・リーダーに迎える新指揮者陣を発表しました。多彩なプログラムとともに広上OEK時代の幕開けとなる新シーズンにどうぞご期待ください(新体制についてはこちら)。定期会員の新規募集は6月末から開始します。(→7月4日より新規受付予定)

新シーズン・プログラム

新シーズンも、室内管の魅力をご堪能いただくフィルハーモニー・シリーズ8公演、土曜のマチネー公演マイスター・シリーズ5公演、ジャンルを横断したファンタスティック・オーケストラコンサート3公演の計16公演を展開。また特別公演として岩城宏之メモリアルコンサート、賛助会員を招待(一般にも公開)してのありがとうコンサートオーケストラの日2023を開催します。

聴きどころ
  1. 広上淳一 アーティスティック・リーダー就任披露シリーズ
  2. コンポーザー・オブ・ザ・イヤー 細川俊夫氏の新曲「セレモニー」
  3. 巨匠ジャン=クロード・カサドシュOEK初登場
  4. 若手アーティストの起用
  5. 卓越したアーティストとの共演

広上淳一 アーティスティック・リーダー就任披露シリーズ

就任後、最初の定期公演への登場となる9月18日の第458回定期公演と、続く名古屋・大阪、東広島、境港公演。3月21日第467回定期公演と続く東京定期公演。9月10日に開催予定の岩城宏之メモリアルコンサートにも登場。

コンポーザー・オブ・ザ・イヤー細川俊夫〈セレモニー〉

コンポーザー・オブ・ザ・イヤーの細川俊夫氏の新曲が、早くも10月1日第459回定期公演に登場。チューリヒ・トーンハレ管との共同委嘱のフルートとオーケストラのための作品で、沖澤のどかエマニュエル・パユとともに日本初演を務めます。

フランスの巨匠ジャン=クロード・カサドシュ登場

芸術監督ミンコフスキの推薦により2021年5月に予定されていた巨匠との共演が、第467回定期公演でついに実現。

若手アーティストの起用

広上淳一とシーズン開幕公演を飾る神尾真由子第458回)、前述の沖澤のどか第459回)、パーマネント・コンダクターとなった川瀬賢太郎と宮田大第462回)、前回の鮮烈な印象そのままにフランスでの人気も高まるデュムソーの再登場(第463回)、マエストロ広上の信頼も厚い米元響子第466回)、パールマン秘蔵のグースビー日本デビュー(第469回)、ミンコフスキのアシスタントを務めたライジングスターカラタユーと辻井伸行の超名曲集(第470回)。若手アーティストたちがOEKとどのような化学変化を起こすのか期待が高まります。

卓越したアーティストとの共演

一方で、卓越したアーティストとの共演ももちろん存分に。意外にも(?)初共演のベルリン・フィル首席フルートパユ第459回)、ピアニストでパリ室内管監督のフォークト第460回)、久しぶりの共演が楽しみな元ベルリン・フィルコンサートマスター安永徹&市野あゆみ第461回)、飛ぶ鳥を落とし尽くした感もある鈴木優人464回)、全てが一級のマルチな才能ヴィトマン第465回)、英音楽の伝統を継ぐ作曲家であり次期BBCスコティッシュ響首席指揮者ウィグルスワース第469回それぞれの卓越した個性がOEKの魅力をより引き出してくれるに違いありません。

豊かな響きを生む本拠地・石川県立音楽堂でオーケストラ・アンサンブル金沢の音楽は、その真価を最も発揮します。一流のアーティストたちと作り上げる音楽をぜひ金沢で体験してください。

2022.03.24 お知らせ2022年春、楽団員による室内楽4公演

春です。OEKも東京公演を終え、新年度の公演へと心を新たに準備をしています。オーケストラでは3/31オーケストラの日4/17魅惑の映画音楽(渡辺俊幸&森山良子)、4/22定期(田中祐子&上野耕平)、そして音楽祭関連のコンサートが続いて行きますが、楽団員たちも春の芽吹きのように、室内楽での活動をそれぞれ展開しています。

室内楽は、OEKの特徴であるアンサンブル能力の原点ともいえるジャンル。各会場の親密な空間に足を運べば、奏者の個性がよりはっきりと見え、次にオーケストラを聴く楽しみ方も増えるかもしれません。

新しいことを始めるには最高のこの季節、ぜひ室内楽の扉を開いてみてください。チケットは石川県立音楽堂チケットボックスにて発売中です(公演当日は会場にてお求めください)。

3月25日(金)金澤弦楽四重奏団

青木恵音、若松みなみ、古宮山由里、キム・ソンジュンによるカルテットの記念すべき旗揚げ公演。ベートーヴェンのカルテット全曲演奏に挑む、その第1回。

  • 2022年3月25日(金)19:00
  • 金沢市アートホール
  • 出演 金澤弦楽四重奏団
  • ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第1番
  • ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第8番「ラズモフスキー第2番」
  • ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第12番
  • 料金 全席自由3,000円、当日3,500円、学生2,000円
  • 問合せ 宮城音楽事務所 TEL 076-261-7211

5月10日(火)、17日(火)アビゲイル・ヤング&フレンズ

OEK第1コンサートマスターとして音楽を届け続けるアビゲイル・ヤングの魅力が室内楽の分野でも。ヤング自身が手がける、待望の企画がついに実現。

  • 2022年5月10日(火)18:30
  • 金沢市アートホール
  • 出演 アビゲイル・ヤング、江原千絵(ヴァイオリン)、ダニイル・グリシン、般若佳子(ヴィオラ)、ルドヴィート・カンタ、キム・ソンジュン(チェロ)、藤田めぐみ(ピアノ)
  • ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第2番
  • ブラームス:ヴィオラ、チェロとピアノのための三重奏曲
  • ブラームス:弦楽四重奏曲第1番
  • 料金 全席指定4,000円、2夜連続7,000円
  • 問合せ ラ・ムジカ・フェリーチェ TEL 090-8967-1540
  • 2022年5月17日(火)18:30
  • 金沢市アートホール
  • 出演 アビゲイル・ヤング、江原千絵(ヴァイオリン)、ダニイル・グリシン、般若佳子(ヴィオラ)、キム・ソンジュン(チェロ)、遠藤文江(クラリネット)
  • シェーンベルク:弦楽四重奏のためのスケルツォ
  • ブラームス:クラリネット五重奏曲
  • ブラームス:弦楽五重奏曲第5番
  • 料金 全席指定4,000円、2夜連続7,000円
  • 問合せ ラ・ムジカ・フェリーチェ TEL 090-8967-1540

5月28日(土)加納律子オーボエ・リサイタル

コロナ禍のため4年ぶりとなるリサイタルは、オーボエの代表曲をはじめ、ヴィオラを加えての隠れた名曲をプログラム。この音色と響きは必聴でしょう。

  • 2022年5月28日(土)14:00
  • 金沢市アートホール
  • 出演 加納律子(オーボエ)、ダニイル・グリシン(ヴィオラ)、鶴見彩(ピアノ)
  • シューマン 3つのロマンス
  • ブリテン:世俗的変奏曲
  • レフラー:2つのラプソディ
  • サン=サーンス:ソナタ
  • ブラームス:6つの小品より
  • ヒンデミット:三重奏曲
  • 料金 全席自由3,000円、25歳まで2,000円
  • 問合せ rk20180526@gmail.com

2022.03.01 お知らせ「石川県立音楽堂地下駐車場」料金割引のお知らせ

オーケストラ・アンサンブル金沢の本拠地である石川県立音楽堂の駐車場に割引料金が設定されます(2022年4月1日〜)。これにより金沢駅前という立地に加え、料金的にもますますOEKの公演へのアクセスが容易に。今後も皆様のご来場をお待ちしております。

割引の詳細については、石川県立音楽堂ウェブサイトをご覧ください。

2022.02.02 公演中止公演中止のお知らせ(2/27 OEK&石川県学生オーケストラ合同公演)

2022年2月27日に開催を予定しておりました第18回 OEK&石川県学生オーケストラ合同公演 カレッジコンサート2022(主催:(公財)石川県音楽文化振興事業団)につきましては、現在の新型コロナウイルス感染拡大状況に鑑み、十分な練習を重ねてコンサートに臨むことが困難なことから、やむを得ず中止することといたしました。

本公演を楽しみにされていた皆様にはお詫びいたしますとともに、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

2022.01.27 出演者変更指揮者・出演者変更(3/5 第452回定期公演)のお知らせ

2022年3月5日に開催いたします第452回定期公演(主催:公益財団法人石川県音楽文化振興事業団)に出演を予定しておりました芸術監督マルク・ミンコフスキにつきましては、政府が定める防疫措置(水際対策)により入国の見通しが立たないため、招聘を断念せざるを得なくなりました。それに伴い、本公演は鈴木雅明氏に指揮者としてご出演をいただき開催いたします。

また、合唱につきましては感染対策として舞台上の人数を制限いたします。そのため、出演はプロの合唱団のみに変更し、東京混声合唱団(合唱指揮:浅井隆仁)にご登場をいただきます。

本公演はミンコフスキが芸術監督として最後を飾る公演であり、出演を楽しみにしておられた方も多いと存じます。皆様にはお詫びを申し上げますとともに、なにとぞご理解のほどお願い申し上げます。

鈴木雅明 プロフィール

1990年”バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)”を創設以来、バッハ演奏の第一人者として名声を博す。グループを率いて欧米の主要なホール、音楽祭に度々登場しており、雄弁かつ透明なサウンド、本質に迫る演奏アプローチで、極めて高い評価を積み重ねている。近年はモダン・オーケストラとも活発に共演し、多彩なレパートリーを披露。2001年ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章、平成23年紫綬褒章など受賞。12年バッハの演奏に貢献した世界的音楽家に贈られる「バッハ・メダル」、ロンドン王立音楽院・バッハ賞を受賞。13年度第45回サントリー音楽賞をBCJと共に受賞。15年ドイツ・マインツ大学よりグーテンベルク教育賞を受賞。イェール大学アーティスト・イン・レジデンス、シンガポール大学ヨン・シゥ・トウ音楽院客員教授、神戸松蔭女子学院大学客員教授、東京藝術大学名誉教授、オランダ改革派神学大学名誉博士。

2022.01.12 出演者変更出演者の変更について(オペラ《禅》〜ZEN〜 金沢公演・高崎公演)

2022年1月23日金沢、2月6日高崎にて開催いたします全国共同制作「オペラ《禅》〜ZEN〜」公演(共同制作:公益財団法人金沢芸術創造財団、公益財団法人高崎財団、公益財団法人石川県音楽文化振興事業団)の指揮者につきましては、出演を予定していたヘンリク・シェーファー氏が、現時点で政府が実施する防疫措置(外国人の新規入国制限)により来日不可能なため、本オペラにおいて副指揮者を務める鈴木恵里奈氏が担当いたします。

併せて、金沢公演に出演を予定しておりました中鉢聡氏(鈴木大拙役)につきましては、事情により出演が不可能となり、高崎公演にて同役を務める伊藤達人氏が金沢公演にも出演いたします。

両氏の出演を楽しみにしておられた皆様にはお詫びを申し上げますとともに、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。なおこの変更によるチケットの払戻しは行いません。

鈴木恵里奈 プロフィール

東京藝術大学指揮科、同修士課程修了。オペラアカデミー イン S.アマデウス修了。指揮を佐藤功太郎、ハンス=マルティン・シュナイト、小田野宏之、セルジョ・オリーヴァの各氏に師事。これまでに東京藝術大学音楽学部附属高等学校非常勤講師、エリザベト音楽大学非常勤講師、広島大学客員准教授を務めた。日生劇場をはじめ、びわ湖ホール、新国立劇場などで副指揮者やプロンプターとして経験を積み、2019年に藤原歌劇団《蝶々夫人》で本格的オペラデビュー。その実力が高く評価され、以降、新国立劇場オペラ研修所《イオランタ》、藤原歌劇団《カルメン》《フィガロの結婚》《ラ・ボエーム》《蝶々夫人》、日生劇場《カプレーティとモンテッキ》を指揮。オペラ指揮者として着実に活動の場を広げている。

伊藤達人 プロフィール

福島県出身。東京藝術大学声楽科卒業。同大学大学院修士課程修了。新国立劇場オペラ研修所第14期修了。文化庁在外派遣制度により、ドイツ・ベルリンにて研鑽を積む。2016年《ナクソス島のアリアドネ》ブリゲッラで二期会オペラデビュー。日生劇場《魔笛》武士Ⅰ、《ヘンゼルとグレーテル》魔女、新国立劇場《夜鳴き鶯》漁師、《ニュルンベルクのマイスタージンガー》ダーヴィットで出演。その他、2015年新国立劇場演劇制作ミュージカル『パッション』にてトラッソ中尉役で出演。また、『メサイア』『第九』『カルミナブラーナ』等のソリストも務める。今年は東京二期会《パルジファル》題名役、日生劇場《ランメルモールのルチア》アルトゥーロで出演予定。二期会会員。

2022.01.04 就任・退任広上淳一氏のアーティスティック・リーダー就任について

 OEKを運営する石川県音楽文化振興事業団は、マルク・ミンコフスキ芸術監督が2022年7月末で退任し、新たに広上淳一氏がアーティスティック・リーダーに就任することを下記の通り決定いたしました。 

・就任時期
2022年4月1日よりアドバイザーとして新シーズンのプログラム作成に携わっていただき、9月1日よりアーティスティック・リーダーとして正式に就任していただく予定です。

・OEKとの関わり
広上氏は、2003年の初共演から、定期公演やいしかわ・金沢風と緑の楽都音楽祭などで20回にわたりOEKと共演しており、OEKの活動方針や特徴を良く理解していただいております。

・広上淳一氏よりメッセージ
「同じ北陸の富山県出身の両親を持つ縁と、可愛がって頂いた偉大なるOEKの父・岩城先生との縁が、私に動機を与えてくれました。残りの人生仰々しいポストにつかず、気ままに余生を送る音楽家で行こうと思っていたのですが、岩城先生が私の枕元にいらして叱られました… 齢63、これからが人生の佳境となるよう、OEKと共に歩んでいきたいと思います。」

 ・広上氏との今後の共演予定
和洋の響~能舞とオーケストラ~
(2022年2月8日(火)19時~ 石川県立音楽堂コンサートホール)※詳細
第457回OEK定期公演 フィルハーモニー・シリーズ
(2022年7月15日(金)19時~ 石川県立音楽堂コンサートホール)※詳細

・広上淳一氏プロフィール
株式会社AMATIのホームページへ 

2021.12.13 出演者・曲目変更出演者・曲目の変更について(1/29 第450回定期、1/30 三原公演)

2022年1月29日の第450回定期公演マイスターシリーズ並びに1月30日のオーケストラ・キャラバン三原公演に出演を予定しておりましたエンリコ・オノフリ氏につきましては、現時点で政府が実施する防疫措置(外国人の新規入国制限)により来日の見通しがたたないため、招聘を断念せざるを得なくなりました。それに伴い、本公演は鈴木秀美氏にご出演をいただき、曲目を下記の通り変更して開催いたします。

本公演を楽しみにしておられた皆様にはお詫びを申し上げますとともに、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。なお、本公演チケットの一般発売は2021年12月15日(水)10時より行います。

プログラム(変更後)

  • J. S. バッハ 管弦楽組曲 第3番 ニ長調 BWV 1068
  • ハイドン 交響曲 第44番 ホ短調 Hob. I-44 「悲しみ」
  • C. P. E. バッハ シンフォニア ロ短調 Wq. 182-5
  • ハイドン 交響曲 第94番 ト長調 Hob. I-94 「驚愕」

鈴木秀美 プロフィール

16年間オランダ・ベルギーに住み2000年に帰国。18世紀オーケストラ、ラ・プティット・バンド、バッハ・コレギウム・ジャパンのメンバー及び首席チェロ奏者を務めた。指揮、執筆、録音ディレクター、後進の指導と活動は多岐にわたり、サントリー音楽賞、齋藤秀雄メモリアル基金賞ほか多数を受賞。2001年《オーケストラ・リベラ・クラシカ》を創立し、《アルテ・デラルコ》からその録音や室内楽等をリリース。国内外のオーケストラに指揮者及び独奏者として客演。山形交響楽団首席客演指揮者。神戸市室内管弦楽団音楽監督。著書に「『古楽器』よ、さらば!」「ガット・カフェ」「無伴奏チェロ組曲」、「通奏低音弾きの言葉では」、録音多数。東京音楽大学チェロ科客員教授、東京藝術大学古楽科講師。