オーケストラ・アンサンブル金沢

NEWS

ニュース

2019.11.28 挾間美帆新曲、まもなく世界初演!第424回定期公演マイスター・シリーズ

 アメリカの雑誌で「ジャズの未来を担う25人」に若くして選ばれ、現在ニューヨークを拠点に活動する挾間美帆。ジャズのみならずドラマや映画の音楽も手がけているが、これまでにモルゴーア・カルテット、東京フィル、シエナ・ウィンド・オーケストラへの作曲委嘱も手がけ、クラシック音楽も高い評価を得ています。
 OEKのコンポーザー・オブ・ザ・イヤーとしてもその作品にも注目が集まる中、本人より作品のタイトルが届きました。

 「南坊の誓い(みなみぼうのちかい)」 

ー「南坊」は、高山右近が前田家に仕えていた金沢滞在時代の呼び名です。私は日本史が大好きなので、歴史ロマンを感じられる作品になるよう、構想を練っています。(挾間)-

 世界初演は、ヨーロッパ音楽界でも注目を集め、今年2月にオペラ「金閣寺」日本公演のタクトをになった俊英、マキシム・パスカルの指揮で行います。挾間さんが手がけたアルバム「ダンサー・イン・ノーホエア」が今年度のグラミー賞候補に選ばれますます注目され、OEK委嘱作品の世界初演にも期待が高まります。

第424回定期公演マイスター・シリーズ 2020年1月25日(土)14:00 石川県立音楽堂